輪廻転生Ⅰ
- 2013/09/12(Thu) -
昨日の続き

輪廻転生に興味の無い方はスルー、

ある方は、少々長いのですがお付き合い下さいませ。

今生は修行の場 辛抱が肝心ですけど!!!





本日ご紹介するのは、オム・セティと呼ばれた女性のお話。


彼女は、生前自分は古代エジプト人だと主張して評判になった。

恐らく、20世紀で最も特異な人物であったと思われている。

その人柄は、芸術家風であったが、明るく快活、開放的なもので、
彼女と合った人々は、ほとんどが皆その人柄に魅了されたほどであった。



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 彼女、ドロシー・イーディは、
3才の時、階段から転げ落ち頭を強く打って意識を失ったことがあった。

医者が駆けつけた時は、彼女は間違いなく死亡状態と思われた。
そこで、死亡診断書を書こうとして、医者が再び遺体の安置されている部屋に戻ったところ、
死んだと思われたドロシーは、
息を吹き返し何事もなかったように無邪気ではしゃいでいたのである。


 これをきっかけに、ドロシーは、毎晩同じ夢を見るようになった。

その夢の中には、
果実のなった樹木がたくさんある庭と石の柱がたくさんある建物が頻繁にあらわれた。

彼女は、ここが私の生まれた所だと信じ込むようになった。

両親がイギリスのここがお前のうちだと何度言っても否定した。
時には、最後に泣き出すこともしばしばだった。


 7才になった時、雑誌に掲載された古代エジプトの写真にセティ1世の神殿を見つけたドロシーは、毎晩、自分の見る夢に出てくる建物はこの神殿に間違いないと言い張った。
 

そして、樹木の一杯ある庭はどこで、
どうして、みな壊れてしまっているのかと親に質問を繰り返す始末だった。 
 


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 成長するにつれてドロシーは、
自分が生前古代エジプト人だったという確信に取り憑かれるようになった。

そして、転生に関心を持つグループに加わるようにもなった。


 27才になった時、彼女は若いエジプト人の教員と出会い結婚した。

そして、ついに荷物をまとめてエジプトに移り住んでしまった。


 エジプトに住んでからも、近代的なカイロに住みたいという夫の希望に対して、
彼女はピラミッドの見える場所に住居を構えたいと主張した。

まもなく、夫妻には子供が生まれたが、
彼女は夫の意志に逆らって自分の息子にセティと名づけてしまった。

セティという名は紀元前1300年頃の第19王朝のファラオ、セティ1世にあやかったものであった。


 結婚後、夫は、真夜中に起き上がるドロシーにしばしば眠りを中断させられた。

彼女は、トランス状態になって、月明かりの中でひたすら紙面に何かを書きなぐるのである。

彼女の書いたものはヒエログリフという古代エジプト文字で、
彼女の生前における自分の体験を著わしているというのである。

ドロシーの奇怪な行動はその後、一年あまりも続き、
書き著した内容も、紙面にして70ページにも及んだ。



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 彼女が後に語ったことには、前世では、自分は14才のベントレシュトという女神官だった。
 
彼女は、ふとしたことからセティ1世と恋に落ちた。

やがて、彼女は妊娠したが、
それは純潔を守るはずの神官にとって、掟を破る重罪に相当するものであった。

 もし、自分が妊娠したことが発覚し審問にかけられれば、
愛人であるセティ1世の立場を追い詰めることになると考えた彼女は、
彼の名誉を守るために自害したというのである。

 死んで変わり果てた彼女を目の当たりにしたセティ1世は、
決して忘れはしないと涙ぐみながら誓ったらしい。


 彼女の話は、こうした過去のいきさつだけに留まらず、ドロシーが14才の頃になると、
実際、セティ1世が毎夜、自分の枕元に訪れたと言い放った。
 

 逢瀬は何度も繰り返され、夫を持つ身になってもそれは続いたと言う。

彼女が言うには、やがては、神殿のあったアビュドスの地に戻って、
今度こそ神官として義務を全うすれば、
自分が死んだ時、すべての罪は忘れられて今度こそセティ1世と永遠に結ばれるというのであった。 



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 結婚から3年後、夫と別居状態になったドロシーは、
幼い息子を連れてギザの大ピラミッドの近くに移り住み、
そこで考古関係の助手をすることになった。

それから20年も発掘と記録の作業に明け暮れたのである。

そして、長い年月の後、とうとう念願のアビュドスの地に落ち着いた彼女は
、セティ1世の神殿の遺跡に向かうと、香を焚き一晩中過ごす有り様であった。

彼女が20年間もアビュドスの地に来なかったのは、
何かが自分を妨げていたからだと述べている。
 

アビュドスで神殿の壁面のレリーフを記録する仕事に就いた彼女は、
まもなく神殿の庭の位置を言い当てることになった。


 発掘してみると、切り株が多数見つかった。
それは、かつて、ここに庭があったことを物語るものであった。

その庭は、まさしく彼女が幼少の時から夢に出て来た庭だったのである。

 その後も、彼女は神殿の北側で地中に走るトンネルも発見した。
それは、あたかも、神殿とその周辺の地理について非常に熟知しているとしか思えぬものだった。
 

 彼女は、また神殿の地下には秘密の文書庫があり、
ここにはいろいろな文書がたくさん詰まっていると言った。

もし、これが発見されたら、ツタンカーメンの発見以上の価値があるだろうと述べている。

しかし、残念なことに、
巨大な神殿の地下に眠る秘密の文書庫の発見に乗り出す者はまだ現れないでいる。


 彼女はその後、1981年に77才で亡くなるまでアビュドスの地に25年間留まった。
周囲の人々は彼女のことを敬愛の意味を込めてオム・セティと呼んだ。

エジプト人の血が半分入った息子セティの母という意味である。

 しかし、彼女の死とともに、多くの謎は解決されぬまま残されることになった。
果たして、彼女の超自然的な直感力はどこから来たのか、

また、アビュドスのことをかつてそこに住んでいた人間のように熟知していたのはなぜだったのか、

そして、これは本当に転生によるものなのか、
あるいは、彼女がただそう思い込んでいた夢に過ぎなかったのだろうか?

 





また 明日に続きます。

悪しからず ごめんなさいね。



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